原付バイク同士の事故で後遺障害7級を負った事例
認容額 | 1060万4911円 |
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年齢 | 18歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 無職 |
傷病名 | 頭部外傷,頭蓋骨骨折,脳挫傷性出血(左前頭葉),外傷性脳器質性疾患 |
後遺障害の等級 | 7級 |
症状・事故類型名 | バイク事故、 |
判決日 | 平成25年11月29日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成19年8月13日午前2時40分頃、東京都大田区南六郷2丁目36番15号の信号機により交通整理の行われていない十字路交差点において、被害車両(原付バイク)と加害車両(原付バイク)が出合い頭に衝突した。
被害者の入通院治療の経過
被害者は本件事故により、17日間の入院と、実日数185日間の通院をして治療を行った。
後遺障害の内容
被害者は本件事故による後遺障害として、記憶障害等の高次脳機能障害が残存し、その程度は、後遺障害等級表7級4号(神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの)に該当すると認めるのが相当である。
判決の概要
本件事故は、過失相殺について、加害者には、無免許で加害車両を運転し、一時停止の規制を無視して交差点に進入しようとした上、被害車両が進行してくるのを認めて加速して被害車両に衝突した過失が認められ、被害者についても、ヘルメットを着用せず、照灯を点灯させずに被害車両を運転し、進路の安全を十分に確認しなかった過失が認められるとし、被害者の過失割合を30%として請求を認容した。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 28万3985円 |
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逸失利益 | 2427万1461円 |
慰謝料 | 425万8000円 |
文書料 | 1万6550円 |
諸雑費 | 1万8700円 |
損害の填補 | -958万9176円 |
過失相殺 | -865万4609円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
2016年9月29日 バイク事故
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