バイク対車の衝突事故で後遺障害7級を負った事例

認容額	4379万6289円
年齢	34歳
性別	男性
職業	ホスト
傷病名	急性硬膜外血腫，左側頭骨骨折等
後遺障害の等級	1級
症状・事故類型名	バイク事故、
判決日	平成25年6月24日
裁判所	東京地方裁判所

交通事故の概要

本件事故は、平成19年8月11日午後3時20分頃、福岡県筑後市大字長浜2351番地1先路上において発生した。加害者の車両が路外駐車場から道路に右折進入しようとしたところ、右方道路から進行してきた被害者運転の普通自動二輪車と衝突した。

被害者の入通院治療の経過

被害者は本件事故により、119日間の入院と、実日数112日間の通院をして治療を行った。

後遺障害の内容

本件事故による被害者の後遺障害は、「神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの」として7級4号と認定された。

判決の概要

本件事故は、加害者の車が、路外駐車場から道路に右折進入したところ、右方道路から進行してきた被害者の普通自動二輪車と衝突した事故である。裁判所は、本件道路を直進するに当たり、店舗等が建ち並んでおり、路外駐車場等から右折進入してくる車両の存在を予見することは可能であるとして、被害者に1割の過失を認めた事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費	293万6655円
入院雑費	17万4000円
通院交通費	15万9040円
通院付添費	75万4000円
休業損害	363万0726円
逸失利益	4006万6795円
慰謝料	1250万円
損害の填補	-1438万2805円
弁護士費用	398万円
過失相殺	-602万2122円