後遺障害1級で認容額約1億1800万円の事故事例

認容額 | 1億1836万4616円 |
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年齢 | 59歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 兼業主婦 |
傷病名 | 脳挫傷 |
後遺障害の等級 | 1級 |
症状・事故類型名 | 自転車事故、 |
判決日 | 平成25年1月30日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成14年11月21日午後6時35分頃、東京都日野市内の信号機等により交通整理の行われていない丁字路交差点において発生した。加害者が車を運転し、突き当たり路を右折する際、右方から走行してきた被害者の自転車と衝突した。
被害者の入通院治療の経過
本件事故により被害者は、1441日間の入院治療をしており現在も継続中。今後は施設に移って入院を継続する予定である。
後遺障害の内容
本件事故による被害者の後遺障害は、左完全片麻痺、中ないし重程度の認知障害のある高次脳機能障害により、「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」として1級1号が認定された。
判決の概要
本件事故は、信号機のない丁字路交差点での直進自転車と左方から右折してきた車両の衝突事故における過失割合につき、右折車両運転者(加害者)には右折進入に際し右方を全く確認しなかった著しい過失があるとする一方、自転車搭乗者(被害者)にも、一方通行規制の道路を逆走しており、交差点進入に際し前方等の安全確認を怠った過失があるとして、過失割合を被害者の自転車15、加害者の車両85と認定した事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 1276万6589円 |
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入院付添費 | 936万6500円 |
入院雑費 | 216万1500円 |
将来介護費 | 4985万2849円 |
休業損害 | 1388万9799円 |
逸失利益 | 2740万7002円 |
慰謝料 | 2938万円 |
文書料 | 4万8300円 |
症状固定後の入院費 | 800万9070円 |
損害の填補 | -2234万4751円 |
弁護士費用 | 1076万円 |
過失相殺 | -2293万2242円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
2016年10月25日 自転車事故
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