部活動中に頭を強打し後遺障害1級を負った事例
認容額 | 1億3473万6751円 |
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性別 | 女性 |
職業 | 高校生 |
傷病名 | 急性硬膜下血腫 |
後遺障害の等級 | 1級 |
症状・事故類型名 | 学校事故、 |
判決日 | 平成24年3月9日 |
裁判所 | 札幌地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、被害者が合宿中の平成20年8月8日午後2時ころ、被害者と同程度の身長で有段者であった他校の柔道部員との練習試合を行い、対戦相手に大外刈りをかけられて右後頭部を畳に強打した。
被害者の入通院治療の経過
本件事故により被害者は、326日間の入院治療を行った。
後遺障害の内容
本件事故により被害者には、四肢不全麻痺、高次脳機能障害等の後遺障害が残り、「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの」として1級に相当すると認められた。
判決の概要
本件事故は、被害者を本件練習試合に出場させた場合、試合中に頭部を打ち付けるなどする可能性が相応にあり、被害者が頭部を打ち付けた場合には、被害者に重篤な結果が生じる危険性は、格別に高いものであり、本件顧問教諭らもかかる危険性を予見し得たといえ、本件顧問教諭らは、少なくとも被害者を本件練習試合に出場させるべきではなかったにもかかわらず、これを怠り、漫然と被害者を本件練習試合に出場させた過失があるというべきであるなどとして、被害者及びその母の請求をそれぞれ一部認容した事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 4765円 |
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入院付添費 | 129万6826円 |
入院雑費 | 48万9000円 |
将来介護費 | 6210万0074円 |
逸失利益 | 5088万2672円 |
慰謝料 | 3000万円 |
装具・器具等の費用 | 492万8982円 |
入所雑費 | 692万3117円 |
見舞金 | -3388万8685円 |
弁護士費用 | 1200万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
2016年11月1日 学校事故
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