信号の無い交差点での衝突事故で後遺障害6級の事例

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認容額 5161万4672円
年齢 44歳
性別 男性
職業 現場監督
傷病名

急性硬膜外血腫、頭部打撲、頭蓋骨骨折、顔面骨骨折、脳外傷、視野障害、歯牙欠損等

後遺障害の等級 6級
症状・事故類型名 自転車事故、
判決日 平成24年1月27日
裁判所 横浜地方裁判所

交通事故の概要

本件事故は、平成20年2月1日午後8時30分ころ、横浜市磯子区丸山2丁目16番16号において発生した。本件事故現場は交通整理が行われていない交差点で、加害者の車両(原付自転車)と被害者の車両(自転車)が出会い頭に衝突した。

被害者の入通院治療の経過

本件事故により被害者は、136日間の入院と、退院後は約9か月間通院して治療を行った。

後遺障害の内容

本件事故による被害者の後遺障害は、急性硬膜外血腫後の高次脳機能障害及び身体性機能障害につき7級、半盲につき9級に該当して、併合6級と認められた。

判決の概要

本件事故は、交通整理の行われていない見とおしの悪い交差点において、一時停止の標識があるにもかかわらず一時停止することなく交差点に進入した加害者の原付自転車と、その左方から交差点に進入した被害者の自転車が衝突した事故につき、被害者の自転車が道路の中央線よりやや右側を進行していたことが、加害者にとって、道路の中央線を進行していた場合に比して、左方から来る被害者の自転車を発見することや事故を回避することを困難にしているとして、過失割合を被害者15、加害者85と認めた事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費 115万4177円
入院付添費 139万4500円
入院雑費 20万4000円
通院付添費 30万0930円
休業損害 258万5254円
逸失利益 5679万0165円
慰謝料 1460万円
既払金 -1836万円
弁護士費用 450万円
過失相殺 -1155万4354円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

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