トラックとの衝突事故で後遺障害5級を負った事例
認容額 | 1598万8895円 |
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年齢 | 67歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
傷病名 | 脳挫傷,外傷性くも膜下出血等 |
後遺障害の等級 | 5級 |
症状・事故類型名 | くも膜下出血、自転車事故、 |
判決日 | 平成22年2月9日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成15年6月14日午後6時50分ころ、東京都世田谷区北烏山9丁目26番先路上において発生した。加害者が、貨物自動車を運転して、信号機による交通整理が行われていない交差点を右折しようとした際、交差道路の右方から交差点内に直進してきた被害者の運転する自転車に貨物自動車の前部を衝突させた上、ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込んで貨物自動車を加速させ、自転車もろとも被害者を路上に転倒させた。
被害者の入通院治療の経過
被害者は本件事故により、132日間の入院と、実日数40日間の通院をして治療を行った。
後遺障害の内容
本件事故による被害者の後遺障害は、自発性低下や遂行能力低下、性格変化のため環境の変化への対応や、複雑な作業の持続は困難と捉えられることから、『神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの』として5級2号に該当すると認定された。
判決の概要
本件事故は、交通事故による受傷が、通常の加齢による変化を超えて悪化の原因になっていることが、明白とまではいえないものと考えられるから、事故と相当因果関係を有する被害者の高次脳機能障害が5級より上位の等級に該当するものではないとした事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 90万0750円 |
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入院付添費 | 100万6000円 |
入院雑費 | 19万8000円 |
通院交通費 | 5500円 |
逸失利益 | 1117万5913円 |
慰謝料 | 1650万円 |
眼鏡代 | 7万0350円 |
損害の填補 | -1694万円 |
確定遅延損害金 | 177万2382円 |
弁護士費用 | 130万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
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