交差点で右折車と衝突して後遺障害を負った事故事例
認容額 | 1441万5870円 |
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年齢 | 55歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 店舗経営 |
傷病名 | 頭蓋骨骨折、外傷性くも膜下出血、脳挫傷、胸部打撲、外傷性てんかん、脳挫傷後右肩拘縮、脳挫傷後右手指拘縮 |
後遺障害の等級 | 7級 |
症状・事故類型名 | くも膜下出血、自転車事故、 |
判決日 | 平成21年10月27日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成15年12月27日午前1時55分ころ、東京都練馬区豊玉北3丁目18番8号先交差点において発生した。横断歩道を通行していた被害者運転の自転車と、交差点を右折してきた加害者運転の普通乗用自動車が衝突した。
被害者の入通院治療の経過
本件事故により被害者は、71日間の入院と、実日数252日間の通院をして治療を行った。
後遺障害の内容
本件事故による被害者の後遺障害は、「神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務を服することができないもの」とするのが相当であり、7級4号に相当すると認められた。
判決の概要
本件事故は、交差点において,横断歩道を通行していた被害者運転の自転車と、加害者運転の自動車とが衝突し、被害者が負傷した交通事故に関し、被害者は片手で傘をさしていたことから、前方及び左右が見えにくかったのに、安全の確認をしないまま、横断歩道に進入し進行していたと推認され、相応の過失が認められるとして、被害者と加害者の過失割合は10対90とするのが相当であるとされた事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 125万7185円 |
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入院雑費 | 10万6500円 |
通院付添費 | 37万8000円 |
休業損害 | 686万7519円 |
逸失利益 | 1447万3347円 |
慰謝料 | 1260万円 |
廃業による損害 | 134万7343円 |
物損 | 1万円 |
既払額 | -2023万0035円 |
弁護士費用 | 131万円 |
過失相殺 | -370万3989円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
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