交差点横断中に右折車と衝突し後遺障害を負った事例
認容額 | 6459万0962円 |
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年齢 | 57歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 兼業主婦 |
傷病名 | 頭蓋骨骨折,広範な脳挫傷,急性硬膜外血腫 |
後遺障害の等級 | 2級 |
症状・事故類型名 | |
判決日 | 平成27年1月14日 |
裁判所 | 名古屋地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成20年10月22日午後5時35分頃、愛知県日進市岩崎町六坊124番地9先の信号機による交通整理の行われている交差点において発生した。本件交差点の対面の青色信号表示に従って横断歩道上を歩行していた被害者に、時速約20ないし30kmで右折してきた加害者が運転する普通貨物自動車が衝突した。
被害者の入通院治療の経過
本件事故により被害者は、156日間の入院と、682日間(実通院日数199日間)の通院をして治療を行った。
後遺障害の内容
本件事故による被害者の後遺障害は、脳外傷に起因する高次脳機能障害により「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの」として、2級1号に該当し、複視が10級2号に該当し、両眼視力障害は本件事故との相当因果関係を認められず、併合2級に相当すると判断された。
判決の概要
本件事故は、将来介護費用について、被害者には2級相当の高次脳機能障害の後遺障害が残存した。被害者の後遺障害の内容や程度等に照らせば、症状固定後の付添看護として日額1万5000円相当の職業介護を必要とするとは認められないとし、日額は5000円を認めるのが相当であるとした事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 372万7405円 |
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入院付添費 | 98万2800円 |
入院雑費 | 23万4000円 |
通院交通費 | 36万3400円 |
通院付添費 | 349万8000円 |
将来介護費 | 2718万8850円 |
休業損害 | 706万4030円 |
逸失利益 | 3453万7611円 |
慰謝料 | 2770万円 |
家屋改造費 | 222万4900円 |
装具費 | 1万1160円 |
損益相殺 | -5244万9824円 |
確定遅延損害金 | 399万8630円 |
弁護士費用 | 551万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。
2016年12月13日 未分類
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